Menu

Fragment Roadmap

Fragment は、「AI ネイティブ思考ノート」として 小さく・静かに 育てていきます。 このページでは、いま大事にしている土台と、次に向かっている方向を、 スケジュールではなく「向き」として共有します。

具体的な日付や締め切りはあえて書いていません。大きなリリースを約束するより、 小さな変更を少しずつ出して、このページを更新していくやり方を選んでいます。

RoadmapNowNextLaterFoundationsReflection & FlowShared Ecosystem

TL;DR

Now: 静かに書けるノートとしての信頼性づくり。 Next: Fragment 同士のつながりと、やわらかな AI 補助。 Later: 少人数のチーム・教育・研究のための共有スペースとプロトコル。

NowFragment roadmap

Now — まずは、落ち着いて書けるノートに

「とりあえず Fragment を開けば、今日のメモはここにあればいい」と思える状態を目指しています。AI がなくても成り立つ、静かで信頼できるノートであることを最優先にしています。

  • Fragment の作成・編集・削除(Markdown ベース)
  • Studio での一覧・検索・タグや並び順による整理
  • Private / Unlisted / Public の公開設定と共有リンク
  • Markdown / PDF / スライドなど、基本的なエクスポート
  • 公開フラグメントと支援ページ(Buy Me a Coffee)による「そっと応援」
  • AI なしでも使い続けられる「ふつうのノート」としての安定性
NextFragment roadmap

Next — つながりと、そっと手伝う AI

書きっぱなしにせず、あとから読み返したり、関連するノートを見つけやすくすることに取り組みます。AI は主役ではなく、タイトルやタグを提案したり、読み返しのきっかけをつくる脇役として設計します。

  • Relations / Backlinks(Fragment 間のゆるやかな関連づけ)
  • Graph / Timeline view(ネットワークや時間軸で眺められるビュー)
  • AI Assist:タイトル・タグ・短い要約の提案(必ず人が確認してから反映)
  • Scene / Flow 図の体験改善(テンプレート・プレビュー・エクスポート強化)
  • Prism 設定(YAML config)の基本 UI:トーンや距離感の保存と再利用
  • モバイル・タブレットでの「書く」体験の改善(キーボードと相性の良い UI)
LaterFragment roadmap

Later — 小さなチームと場を支えるノートへ

個人のノートから一歩外に出て、少人数のチーム・クラス・研究プロジェクトで共有できる「ちょうどいい土台」に育てていきます。大きく広げることよりも、実際の現場で落ち着いて使えるかどうかを優先します。

  • Collections:複数 Fragment を束ねる公開単位(ZINE のような束ね方)
  • 数人〜十数人規模のチーム / クラス向け共有スペース
  • Prism Protocol との連携強化(YAML 設定の共有・継承・上書きの仕組み)
  • API / SDK(まずは安全な読み取り、その後に条件付きの書き込み)
  • @you やカスタムドメインによる公開ページ(ポートフォリオ / ラボ的な位置づけ)
  • 研究・教育機関との共同プロジェクト(ログ・設定・成果物をセットで残す方法の研究)

How we decide what to build

Roadmap は「機能のほしいものリスト」というより、 どんな順番で現場を支えたいか を共有するメモに近いものです。 大きくは次の 3 つの軸で優先順位を決めています。

1. Calm > more

新しい機能がノートを騒がしくするなら、見送ります。 「あとから読み返せるか」「疲れている日にも開けるか」を基準に、UI と通知の量を決めています。

2. AI-native, text-first

すべての機能は、まず Markdown / YAML で表現できるかを考えます。 それが、人と AI の両方にとってわかりやすい「中立な構造」だと考えているからです。

3. Ownership & safety

共有・連携・AI まわりの機能では、「誰がどこまで見えるか」「どこまで踏み込めるか」を先に設計します。 Ethics as configuration という考え方を、機能や設定画面に少しずつ組み込んでいきます。

From personal notebook to shared, careful spaces

Fragment は、まず「自分のための静かなノート」として育て、 そのあとで少人数のチーム・クラス・研究の場へと届くようにしていきます。 拡大やスケールよりも、 日々の生活や現場にちゃんと馴染むかどうか を優先します。

具体的なリリース内容は Changelog に、稼働状況やインシデントは Status にまとめています。

考え方の背景は Philosophy もあわせてご覧ください。

Roadmap — Fragment — Fragment