Menu

Getting started

Your first 10 minutes with Fragment.

Fragment は、「AI と一緒に考えるための、静かなノート」です。最初からきれいな構造をつくる必要はありません。
このページでは、最初の 10 分でやることを 3 ステップにしぼって紹介します。Fragment を 1 つ書き、少しだけタグをつけて、自分なりの AI 設定を一行だけ足してみましょう。

Step 1

Make one small Fragment.

まずは Fragment を 1 件だけ 作ります。きれいにまとめることよりも、いまの自分の状態が 1 か所に置かれていることを優先してください。

Journal · 今日の記録

その日あったこと・感じたこと・気づきを 5〜10 行だけ書く Fragment。

うまくまとまっていなくても大丈夫。「今日ここにいた」という印だけ残します。

Project · いまのテーマ

進めている仕事・学び・個人プロジェクトなど、いま一番気になっているテーマを整理する Fragment。

「背景」「いま困っていること」「次の一歩」を 1〜3 行ずつ書いてみてください。

Request · AI へのお願い

AI にどう話しかけてほしいか、どこまで踏み込んでほしいかを書く Fragment。

あとから YAML 設定(tone / avoid など)にして、いつでも呼び出せるようにしていきます。

Step 2

Name, tag, and add a tiny config.

書き終えた Fragment に、軽く名前をつけてタグを足し、AI に伝えたい「ふんいき」を 2〜3 行だけ 書いてみます。 ここで完璧な設定をつくる必要はありません。

2a

Name & tag

書き終えた Fragment に、短いタイトルと 2〜3 個のタグをつけます。 例: journal, project, idea など。あとから見返すときに自分が思い出しやすい言葉だけでかまいません。

タグを増やしすぎると迷いやすくなるので、最初のうちは 3〜8 個くらいの語彙 にしぼっておくのがおすすめです。

2b

Add one small config (YAML)

Fragment では、AI に読ませたい「ふんいき」と「やめてほしいこと」を YAML で書けます。いきなり難しく考えず、まずは 2〜3 行のメモ だと思って書いてみてください。

persona:
  name: "あなたの名前"
  tone: "calm, concrete"
  avoid:
    - "無理なポジティブ"
    - "断定的なアドバイス"

これはあとで「Prism Protocol」として整理される設定ファイルの最初の一歩です。 専門用語に合わせる必要はなく、自分の言葉で書いてもらえれば十分です。

Step 3

Try one different view.

Fragment の特徴は、「同じノートから、別の見え方をつくれる」ことです。 まずは 1 件の Fragment から、アウトラインやスライド風の見え方を一度だけ 試してみてください。

Outline view

Journal Fragment をもとに、「見出しだけのアウトライン」を生成します。 スライドの下書きや、話すときの台本としてちょうどいい形です。

Slide-like view

キーフレーズだけを抜き出して、1 枚ずつのページとして並べます。 ここから PowerPoint や Keynote へのコピーも簡単です。

Timeline view

同じ日・同じテーマの Fragment を集めて、時間軸で並べます。 「この一週間で何が変わったか?」を振り返るのに向いています。

Habits that make Fragments grow

  • ・毎日 1 つだけ Fragment を残す(3 行でもかまいません)。
  • ・タグは 3〜8 語までにして、「自分が探せる言葉だけ」を使う。
  • ・週に一度、古い Fragment を 2〜3 件だけ読み返して一行追記する。
  • ・迷ったら削除せず、「archive」タグをつけて静かに寝かせる。

Tips for a calm notebook

  • ・構造は後からいくらでも変えられるので、最初はラフに書いて大丈夫です。
  • ・AI は「書いたあとに登場させる」ほうが、自分の声が残りやすくなります。
  • ・大事な Fragment には「why now?(なぜ今書いたか)」を 1 行足しておく。
  • ・いつでもエクスポートできるので、「ここに書いても大丈夫か?」を悩みすぎないでください。

Ready to write your first Fragment?

ここまで読んだら、準備はもう十分です。完璧なセットアップより、1 件の Fragment。 今日の出来事か、いまのテーマか、AI へのお願いか──どれか 1 つを書いてみてください。

Fragment の背景にある考え方は Philosophy に、今後の方向性やロードマップは Roadmap にまとめています。

Fragment — Knowledge in Motion