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YAML config in Fragment

YAML は、Fragment に「少しだけ構造」を足すための記法です。 トーン・境界・前提・公開範囲などを、 小さな設定ブロックとして書き残しておくことができます。

Why use YAML at all?

Fragment は「普通のノート」としても使えますが、一部の情報は人も AI も読める形で持っておくと便利です。

  • ・この Fragment を読むときの前提(対象・目的)
  • ・触れてほしくないこと、注意してほしいこと
  • ・どの Prism プロファイルを優先するか

こうした情報を YAML で書いておくと、 あとから自分で見返すときにも、AI に渡すときにも、ブレにくくなります。

A small config block

Fragment 内では、Markdown の中に yaml ブロックとして 小さめの設定を書くことを想定しています。

Example: a config block inside a Fragment

config:
  scope: "unlisted"          # 公開範囲: private / unlisted / public
  default_prism: "study"     # この Fragment に使う Prism 名
  audience: ["self", "friend"]
  language: "ja-first"
  notes:
    - "この Fragment は勉強メモ用"
    - "将来ブログ記事にするかも"

scope

公開範囲。まず private で書き、落ち着いたら unlisted / public に切り替えられます。

default_prism

この Fragment を読むときに使う Prism を指定(任意)。

notes

未来の自分へのメモ。公開しない前提でも、構造として残せます。

YAML × Prism

YAML は「フォーマット」、Prism は「約束事(プロトコル)」です。 Prism は YAML の中で、主に persona / tone / boundaries のようなフィールドを使います。

# ごく簡単な Prism 用 YAML 例

prism:
  persona:
    name: "Work mode"
    role: "gives direct feedback on drafts"
  tone:
    style: "clear, concise"
    directness: "high"
  boundaries:
    avoid:
      - "personal life advice"

詳しくは Prism のページで、フィールドごとの意味を説明しています。 YAML 側では「インデント」「コロン」「配列(-)」の書き方さえ押さえれば十分です。

Lightweight by default

最初から完璧な設定を書く必要はありません。 1〜2 行のメモ的な YAML から始め、必要になったときだけフィールドを増やしていく想定です。

YAML vs. natural language

文章で長く説明するより、「キー: 値」のペアで短く書くほうが、 人にも AI にも再利用しやすくなります。 長い説明は本文に、前提やルールは YAML に、という分担をイメージしています。

Try writing your own YAML

Studio では、通常の Markdown の中に YAML ブロックを挿入できます。 テンプレートから始めるか、空のブロックに少しずつ追記してみてください。

YAML config docs — part of Fragment, an AI-native notebook by Fragment Practice.

Fragment — Knowledge in Motion