Identity & status
- id — 永続 ID(UUID)。
- title — タイトル。空でも作成可。
- slug — 公開 URL 用のスラッグ(任意)。
- scope —
private/unlisted/public。
Fragment は Fragment.place における「1 ページ分のノート」です。まずは Markdown で本文を書き、 必要に応じて小さな YAML 設定や Scene / Flow 図 を足していきます。 「最初から完成させる」のではなく、小さく書いて、あとから育てていく 前提の単位です。
日記・メモ・下書き・ミニエッセイ・仕様書・授業ノート… ぜんぶ同じ「Fragment」として扱います。
技術的には、Fragment はシンプルな 3 層構造です:
ヘッダ(id / scope)、本文(Markdown)、小さな設定ブロック(YAML など)。
fragment:
id: "def5d6b2-d52c-4b96-ab6d-52808f051d11"
title: "Example Fragment"
slug: "example-fragment"
scope: "private" # private / unlisted / public
tags: ["journal", "study"]
author: "@you"
created_at: "2025-01-01T10:00:00Z"
updated_at: "2025-01-03T08:12:00Z"
content:
markdown: |
# Heading
This is your main note, written in Markdown.
You can insert `yaml`, `scene`, and `flow` blocks.
config_blocks:
- kind: "yaml"
value: |
config:
scope: "unlisted"
default_prism: "study"
- kind: "yaml"
value: |
prism:
persona:
name: "Study partner"
tone: "kind, patient"
meta:
versions:
count: 5
stats:
views: 42
reactions: 3実際の UI ではこの構造を意識する必要はありません。
「タイトル+本文+いくつかの小さな設定」ぐらいに捉えておくと十分です。
開発者・設計者向けに、よく使うフィールドだけ簡単に整理しておきます。 ここにないものは、プロダクト側で必要に応じて拡張してかまいません。
private / unlisted / public。Fragment は「どこまで見せるか」をページ単位で選べます。 これは Prism やバージョンとは独立したレイヤーです。
自分だけが閲覧できる状態。 ほとんどの Fragment はまずここから始める想定です。
URL を知っている人だけが見られる状態。 ワークインプログレスや親しい知人との共有に向きます。
Explore などに表示される公開状態。 記事・テンプレート・資料として共有するときに使います。
Fragment を「書く・育てる」場所。 Markdown エディタと、小さな YAML / Scene / Flow ブロックの編集を統合しています。
Open Studio →Public / Unlisted Fragment を落ち着いたレイアウトで読むビュー。 ダーク / ライト両対応で、 印刷や共有もしやすいよう設計しています。
Browse public Fragments →Fragment からスライド(Deck)を生成したり、 PDF / PPTX / Markdown として出力する機能群です。
Learn about exports →いまのフェーズでは、Fragment の本文の中に YAML(Prism / Scene / Flow)を書いておくことで、あとから AI に渡したときの補助としています。 モデルに直接プロンプトを貼り付けるのではなく、「ノートに一緒に書いておく」イメージです。
# 一つの Fragment の中での役割イメージ [本文] : Markdown で書くノート・エッセイ・メモ [YAML config] : 公開範囲や default_prism などの小さな設定 [Prism] : AI のトーンや境界線を記述した YAML プロファイル [Scene/Flow] : 関係や流れを図として共有するためのテキスト表現 → これらを含んだ Fragment ごと AI に渡すことで、 「いつ・どんな前提で書かれたか」を保ったまま補助してもらえます。
最初はタイトルもタグも決めず、短いメモを 1 つ書くだけでかまいません。 必要になったときだけ YAML や Prism、Scene / Flow を足していく、という順序を想定しています。